我が家には2歳になる男の子がいます(実際には12月出産予定の子もお腹にいるんですが、記事を書いている時点ではまだ産まれていないので^^)
2歳、3歳と年を重ねていくと自然と考え始めるのが保育園や幼稚園に通わせるか、通わせるならいつから通わせるか、ではないでしょうか。
そもそも保育園と幼稚園はなにが違うのか、通わせるためには何か条件があるのか、最近よく聞く認定子ども園は?についてこの記事ではまとめていますので、よければ参考にしてください^^
そもそも保育園と幼稚園の違いは?
保育園
保育園と幼稚園ではそもそも管轄省庁が違います。
保育園は厚生労働省の管轄で、児童福祉法による福祉施設です。
なので、基本的には親が働いていて日中の保育が難しいことが前提になります。
正しくは保育の必要な事由に当てはまるかどうかなので、厚生労働省もしくは住んでいる自治体のHPを確認してみてください。
内閣府発表の保育認定の事由はこちら
厚生労働省発表の保育認定事由はこちら
対象年齢:0歳~小学校入学まで(施設によっては2歳までのところもあります)
先生:保育士免許
給食:あり
費用:世帯収入により自治体が決定
運営日:暦通り(夏休みなど長期休みはありません)
幼稚園
幼稚園は文部科学省の管轄になり、学校教育法による教育施設です。
親の就労状況は関係なく、小学校前に学習させたい方なら誰でも入れられます。
対象年齢:3歳~小学校入学まで
先生:幼稚園教諭免許
給食:園に任意
費用:私立幼稚園は園により、公立幼稚園は市区町村によります。
開園日:夏休み、春休みなど長期休みがある
認定子ども園
2006年から「就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に基づいて発足した幼保一体型施設で管轄は内閣府になります。
なので保育園の役割も幼稚園の役割もある比較的新しい施設です。
対象年齢:0歳〜小学校就学前(※1)
先生:保育士・幼稚園教諭免許両方
給食:あり
費用:市町村の徴収基準により、園が集めます。
開園日:園による。また、長期休暇については何号認定かによります。
1号認定:幼稚園と同様に夏休みや冬休みなどの長期休暇がある。2号・3号認定:保育園同様に長期休暇はないなど
※1:対象は3つの分類に分かれていて、1号(保育の必要な事由に該当しない満3歳~5歳児)、2号(保育の必要な事由に該当する満3~5歳児)、3号(保育の必要な事由に該当する0~3歳児)のすべての子どもが対象。
それぞれのいいところは?
ここからはそれぞれ見学・体験してみてよかった点をまとめてみました。
もちろん私の主観が入っているので、実際に迷っているママ・パパは子育て広場や園庭解放、体験入園などに行って判断することをおすすめします。
保育園のいいところ
- たくさん遊ばせてくれる
- 昼寝もさせてくれる
- 躾もある程度はみてくれるが、それよりもその子自身が毎日健やかに過ごせるようにしてくれる
- 集団行動より個々を大切にする(小規模施設と大規模施設で違いがあるようです)
- イベントごとなどが多くないので、親の負担が少ない
- 保育のプロに子育てを相談できる
また園によっては細かく違いもあるかもしれませんが、小規模園も大規模園も見てみて感じた共通のメリットはこんなところかなと思います。
幼稚園のいいところ
- 毎日の行動が時間割とともにあるので、規則正しい習慣が身につく
- 「みんなで一緒にやる」ことが多い
- 季節や行事などイベントごとが多い
- 挨拶や日ごろの習慣(トイレや手洗い)など、躾を重点的に見てくれるところが多い
- 先生たちは優しさも厳しさももって接してくれる
- 制服があるところが多く、自分で出来ることが増えていく
やはり教育を実施していく施設なので、規律をもって正しく、という感じですね。
なので小学校就学前にきちんと集団行動が出来る子になって欲しい親御さんやたくさんのイベントを通じて成長して欲しい親御さんには向いている施設ではないでしょうか。
実際に見学してみて
保育園はやはり保育がメインの施設になるので、親の負担が少なかったり子どもひとりひとりを一緒に育てていくという感覚が強いかなと感じました。
先生たちが自分の母親だったり、近所の面倒見のいいママたちに近かった印象があり、親近感や安心感をとても感じました。
幼稚園はまだ通える年齢ではないのでプレスクールの見学に行ってみての感想や、 1~2個上の実際に通わせているママたちの話しを聞いている限りの話になりますが、先生たちと相談しながらというよりは「自宅でももっとこうしてください」と親も指導していく姿勢の先生が多いような気がしました。
私たち夫婦としてはやはり我が子がまだ2歳になるところということもあり、プレスクールで早くから教育主体でいくよりはたくさん遊んでいくなかや、他の子どもたちとぶつかったり(物理的にではなく^^;)する中で泣いたりして、その経験から色々なことを学んで欲しいなと考えていたので、保育園に入れたいなという気持ちが強くなりました。
もう一つ、見学に行った幼稚園のプレスクールで早生まれの子に対しての接し方を見たときに、私の気持ちが折れてしまったのも正直なところです。
なので、預ける時点の年齢や成長具合でも変わってくるのかなぁというのが感想です。
その内容に関してはまた別の記事にまとめてみますので、よければ読んでみてください。
結論:親と子どもが楽しい方を!
お子さんの発育や成長を考えると、なにが最善なのか悩んでしまう親がほとんどだと思います。
自分の子どもですから、少しでもいい環境で育って欲しいのは当たり前のことですし!
その判断をする際に、世間体、周りの視線、義両親の意見や親戚の意見など、たくさん降りかかってくる方もいるかもしれませんが、結局預ける預けない判断をするのは親であるママパパですし、預けられるのは子ども自身です。
子どもが幼稚園を嫌がるなら保育園やそれ以外の選択肢を選べる親でありたいと思いますし、保育園を嫌がるなら幼稚園やそれ以外の選択肢を選べる環境であって欲しいなと思います。
親も1人の人間ですから、自分が納得できていないのに周りがそうだからとか、自分の親(おじいちゃんやおばあちゃん)に言われたから自宅で3歳まで一緒にいるなんて3歳児神話をいまだに実践するなんてこと(自分で納得してやられている方は全然いいと思います。)からは、開放されて子どもも親も楽しくラクに過ごせる毎日を目指して欲しいなと日々考えています。
ありがとうございました^^
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